【コラム】おまとめローンと債務整理の違いって?
2015.04.14
解決策
借金の返済に困った場合、取り得る方法は大まかに2つあるといえます。
1つ目が「おまとめローン」で、2つ目が「債務整理」になります。
どちらの方法も、借金を整理するという意味では有効な手段であるといえますが、
この2つには一体どのような違いがあるのでしょうか?
今回は、おまとめローンと債務整理の違いについてご紹介していきます。
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■ おまとめローンと債務整理の金利比較
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そもそも、おまとめローンというのは複数社ある貸金業者への返済の窓口を
1本化することによって、手数料や金利の支払いを抑えるというものです。
また、おまとめローンをする場合は、銀行から借入をすることが多く、通常の貸金業者
からの借入に比べたら低金利になるのが特徴です。
では、債務整理の場合はどうでしょう。債務整理の中でも自己破産や個人再生であれば、
借金自体を免除してしまったり、圧縮してしまったりという手続きであるため、
金利がかかるようなことはありません。また、任意整理であっても交渉次第では、
すべての利息をカットすることも可能です。
単に金利という面から2つを比較すると、圧倒的に債務整理のほうが負担は少ないといえます。
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■ おまとめローンは利用が難しい
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おまとめローンでは、複数社ある借入はすべて完済し、返済窓口を1本化することを
目的としていますが、完済した貸金業者に対しては契約解除でもしない限り、
再度の借入ができてしまいます。
つまり、おまとめローンの借入に加え、再度の借入ができてしまいますので、
さらなる多重債務へと陥ってしまう可能性が十分にあるのです。
中には自主的に契約解除をし、おまとめローンをうまく利用できる方がいるのは事実ですが、
完済への強い意思がないと、さらに厳しい返済状況へと追い込まれてしまうこともあります。
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■ 債務整理で借金問題を根本から解決を
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これに対して債務整理の場合、債務整理をした事実は個人信用情報に事故情報として
登録されることになり(いわゆるブラックリストのこと)、数年間は新たな借入ができなくなります。
一般的にこちらは、債務整理のデメリットとして紹介されることが多いといえますが、
借金に依存しない生活を送れるようになるという点からみれば、デメリットとは
言い切れない部分でもあります。
新たな借入ができないというのは、確かに不便な状況ではありますが、これを利用して
多重債務から完全に解放されたという方がいるのも事実です。
おまとめローンはあくまでも一時しのぎでしかありません。多重債務というのは、根本から
解決しないことには負の連鎖が続きかねないため、債務整理によって根本からの解決を図りましょう。
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