【コラム】自身で任意整理した後に専門家に依頼はできるのか?

2015.10.23

解決策

貸金業者への返済が滞ってしまった方の中には、自ら貸金業者と交渉をし、任意整理を行ったという方もいらっしゃるはずです。しかし、専門知識を持たずに任意整理を行った場合、見掛け上は返済が楽になっているように感じられますが、本来であればもっと返済が楽になったり、または過払い金が発生していたりすることもあるのです。やはり任意整理といった債務整理手続きは専門家に相談したほうが無難と言えるでしょう。とはいえ、一度は自身で任意整理をしているというのに、後になってから専門家に依頼することはできるのでしょうか?

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■ 専門家にはいつでも依頼できる
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専門家に依頼をするのにタイミングは関係なく、いつでも依頼することが可能となっています。よって、すでに一度貸金業者と和解契約をしていたとしても、専門家であれば改めて貸金業者との間に介入し、再度の交渉を行うことが可能です。
貸金業者は、専門知識を有していない一般の方相手に交渉を行う場合、当然ながら自分たちが不利になるようなことは口にしません。具体的に言えば、過去と現在の上限利率の違いによって生じる借入元金の減額や、過払い金発生の有無などです。もし、これを知らずに和解してしまっていた場合、必ず損をしていますので注意が必要です。

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■ 貸金業者が減額の提案をしてきたら?
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冒頭では、自ら任意整理を行った例を出していますが、貸金業者側から提案があることもあります。もし、貸金業者側が減額の提案をしてきた場合、過払い金が発生している可能性が非常に高いと言えるでしょう。というのも、貸金業者が過払い請求されたくないため、そもそも過払い金が発生している事実は伝えません。しかし、支払いの滞った債務者が専門家に相談してしまうと過払い金が明るみになってしまいます。そこで、支払いの滞った債務者に対して、あえて利率を0%に変更したり、元金の一部を減額したりといった方法で和解を求めようとするのです。一見すると、支払い負担が軽減されるように見えるため、そのまま和解に応じてしまう方がたくさんいらっしゃいます。

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■ すでに和解していても必ず見直しましょう
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すでに貸金業者との間で和解がされていたとしても、必ず専門家に見直してもらうようにしましょう。専門家であれば、正しい利息で計算し、本来返済すべき金額を算出してくれますので損をするようなことは絶対にありません。もし、過払い金が発生していたとなれば、そのまま請求、そして回収もしてもらえるため、安心して任せることが可能となっています。

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